大阪府寝屋川市にて雨漏り修理〈増築部分の雨漏り・屋根修理〉

施工前

主建物は瓦でしたが、増築部分ではアスファルトシングルの屋根材を使用されていました。
今回、こちらのアスファルトシングルの屋根材から雨漏りをしているとのこと。
現地で確認させていただくと、苔やカビで黒く変色しており、一部で剥がれ落ちている箇所もあります。

アスファルトシングルは１００年以上も前から北米で流通していた屋根材ですが、最近では日本でも使用されることが増えてきました。
表面を自然石の砂粒でコーティングしており、きれいなグラデーションが特徴ですが、反面、ザラザラとした表面に苔やカビが付着しやすく、また、軽量のため強風などで浮きやすいというデメリットがあります。

他の屋根材と比較して、耐用年数が短くなる傾向があるので、定期的なメンテナンスが必要です。

施工中

コンクリートパネルを設置

強度を高めるためコンクリートパネルを設置しました。
瓦とつながっている取り合い部分は、防水シートを設置するため瓦を外していきます。

ルーフィングシートを設置

ルーフィングシートを設置しました。
ルーフィングシートとは雨水が住宅内部に侵入しないように屋根一面に敷く、防水シートのことです。
先ほど取り外した瓦の下にもルーフィングシートを貼っています。

屋根葺き＜オークリッジスーパー＞

新しい屋根材としてオークリッジスーパーを設置しました。
オークリッジスーパーは、アメリカのオーウェンスコーニング社が販売しているアスファルトシングルの屋根材です。
軽く耐震性に優れており、濃淡のある石粒をコーティングしているため、立体的な陰影が楽しめるのが特徴です。
耐用年数は特別長いというわけではありませんが、長期製品保証「ライフタイムワランティー」があるので、製造時の欠陥に対して制限付きの保証を受けることができます。

また、芯材としてガラス繊維が使われており、石粒コーティングと相まって高い防火性を備えています。
日本の防火試験にも合格して、「飛び火認定」も習得しています！
燃え移りの危険性を軽減できるので、住宅が密集している地域では、安心材料の一つになるのではないでしょうか。

屋根材「オークリッジスーパー」とは？特徴やメリット・デメリットを解説

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完工後

これにて完工です。
となりの瓦屋根ともマッチしてオレンジの屋根がかわいいですね。

担当者のコメント

このたびは「寝屋川市屋根・雨漏り修理センター」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
今回増設部分のアスファルトシングルの屋根材から雨漏りが発生しているということで、カバー工法で新しくルーフィングシートと屋根材オークリッジスーパーを設置いたしました。
増設ということで、主建物との取り合い部分は、異なる建材が接合するため、特に水分が溜まりやすく、雨漏りが発生しやすくなる場所ですので、一度、瓦を取り外したうえで、ルーフィングシートを敷いています。
今後は雨漏りの心配もなく過ごしていただけるかと思います。

寝屋川市で雨漏りのお困りごと、お悩みごとなどがありましたら、お気軽に「寝屋川市屋根・雨漏り修理センター」へご相談ください。

屋根からの雨漏りについて解説